WHO、「フェーズ6」の定義変更
WHO、「フェーズ6」の定義変更 警戒水準は当面据え置きか
2009年5月24日
(NIKKEI)
【ジュネーブ=藤田剛】世界保健機関(WHO)のフクダ事務局長補代理は22日夕(日本時間23日未明)の記者会見で、新型インフルエンザの警戒水準(フェーズ)の最高度「6」(世界的大流行=パンデミック)の定義を「人類に重大な危険が迫っている時」とし、現在の判断基準から変更すると明言した。この結果、警戒水準は当面「5」に据え置かれる可能性が高まった。
これまでは、発生地域の大陸以外で地域レベルの持続的感染が確認された場合を「フェーズ6」と定義していた。22日まで開いたWHO年次総会で、加盟国から「新型インフルエンザが弱毒性であることを考慮して柔軟に判断すべきだ」との指摘が相次ぎ、基準を変えることにした。